貴社の事業内容をお教えください。
諸富様:合同会社monoglobeは、撮影機材の輸入販売代理店業務をおこなうほか、ECサイトなどのオンラインチャネルを通じて商品を販売しております。
bixidに興味を持ったきっかけを教えてください。
諸富様:顧問税理士からの紹介でbixidを知りました。財務データをもっと経営判断に活かせないかと考えていたこともあり、興味を持ちました。
以前は会計管理ではマネーフォワードクラウド会計を、在庫管理は自社データベース(Excel)を使っていました。会計データは月次でPLを見ることはしていましたが、売上と利益を確認するぐらいで、在庫は週次で確認していました。
bixid導入の決め手は何でしたか?
諸富様:経営管理ツールを探すにおいて重視していたポイントは「➀MFクラウドと繋がること、➁導入コスト・ランニングコストが安いこと、➂経営判断に活かせるデータ集計ができること」の3点でした。
bixid導入の決め手となったのは、なんといっても導入がしやすかったことです。導入時はしっかりサポートを受けられたので苦労しませんでした。目的のデータを正確に集計できるように、仕訳方法の変更やデータソースを用意する方が大変でした。
また、導入後のサポートも充実していて、月次で財務データを確認することが定着するまで伴走してもらえたことも大きかったです。
bixidをどのように利用されていますか?
諸富様:毎月の予実管理に活用しています。毎月数字を確認することで、ミスを検出したり、課題を発見するのに役立っています。
例えば、先日、原価率の異常が見られたのですが、原因を調べたところ、自社で使用している在庫管理用のExcelデータベースに集計ミスがあり、在庫金額が正しく計算されていなかったことが判明しました。商品単価を参照する列がズレていたのです。
モニタリングで月次数値をチェックしていたことで、集計ミスを早期に検出することができました。月次で財務状況を確認する大切さを改めて実感した出来事でしたね。
導入後にはどのような変化がありましたか?
諸富様:bixid導入後の2年間で、売上201%、利益296%の成長を達成しました。bixidによって経営数字が「見える化」されたことで、会社の成長に繋がったと感じています。
自社のビジネスでは、運転資金(売掛金・棚卸・買掛金)を意識するとともに、売上を伸ばすためには在庫についてシビアに見ていくことが重要です。そういった感覚は以前からありましたが、bixidを使うことでより明確に感じるようになりました。
まず取り組んだのは、月次で在庫と財務データをしっかり確認する体制づくりです。毎月在庫を試算表に反映するようにしたことで、月ごとの利益率と在庫回転率が「見える化」され、無駄な仕入れがなくなりました。以前は在庫管理が会計と連動しておらず、利益に結びつきにくい状況でしたが、連携させて適切に整理したことで、在庫管理がしやすくなり、在庫に対する感覚もより研ぎ澄まされました。
こうしたデータの可視化を続ける中で、セールによって一時的に売上が伸びた月でも、利益が思うように残らないことに気づきました。そこから、「売上を上げること」よりも「利益を残すこと」の重要性を再認識し、無駄な値下げを控えるようになりました。実際に、在庫管理を徹底することでキャッシュフローと利益率の改善にもつながっています。
bixidのおすすめポイントを教えてください。
諸富様:まずは導入のしやすさです。専任の担当者がついてくれたので、疑問点の解消や活用方法の相談がスムーズにできました。
また、弊社が必要と感じる機能はすべて揃っていると感じています。要望へのレスポンスも速く、「金額だけではなく対売上比率も表示して欲しい」とリクエストを出したら、すぐに対応してくれました。
ほかの経営管理ツールと比較して月額費用が抑えられているので、手軽に始めやすいと思います。
経営管理ツールを探している方へのアドバイスをお願いします。
諸富様:経営管理ツールを使うと、課題がどこにあるのか数字から読み取れるようになるため、意思決定がしやすいです。また、改善したことが数字に反映されるので、経営が面白くなります。
経営をもっとスムーズに、もっと楽しくするために、ぜひ経営管理ツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。